【CBDの歴史】CBDの歴史と現在の大麻産業を徹底解析。今後のCBD産業の可能性は・・

CBD とは?

1 CBDの発見

CBDが最近ブームになっています。CBDオイルやCBDのVAPE、はたまたCBDのペット用品まで、いろいろな商品が作られています。

しかし、最近になってCBDを目にすることが多くなってきましたが、このCBDっていつからあるのでしょうか??

今回はCBDの歴史を紐解いてみましょう。

1-1 「CBD」と「THC」の発見

まず「CBD」の歴史を語るうえで、「THC」は欠かせません。「THC」とは、「CBD」並ぶ麻の主成分ですが、覚醒作用や依存性作用が含めれており日本では輸入が禁止されている成分です。(こちらについては、過去の記事をご覧ください。)

この「THC」と「CBD」は、1930年代~40年代あたりから存在自体は認知されていましたが、まず、1964年に「THC」のしっかりとして効果や化学構造が発見されました。 発見者はイスラエルのラファエル・メクラーム教授という方です。

そして、その後すぐに「CBD」のしっかりとした効果や化学構造が、イスラエルのルース・ガガリーという方に発見されています。
この時に「CBD」には抗炎症作用と抗不安作用があるとわかったのです。

1-2 イスラエルでは…

この「CBD」と「THC」がイスラエルで発見されたことで、イスラエルでは大麻研究が非常に進み今では、大麻先進国となりました。

「THC」の含有量を低くし「CBD」の含有量を増やした大麻を製造するなど、大麻の品質改良も行われています。こういった品質改良をすることで、THCのデメリットとなる成分を取り除き、「CBD」のメリットだけを享受できるようになっているなど、イスラエルでは「CBD」の有効性が認識されています。

2 大麻の歴史

上記のように、「CBD」は50年以上前に発見された成分です。しかし、昔に発見された成分にも関らず世間に認識されたのは、ついここ10年のことです。  

ではなぜここ10年でCBDは認知され始めたのでしょうか。それを紐解くために、大麻先進国のアメリカと各国の大麻の歴史、そして日本の大麻の歴史を見ていきましょう!

2-1 アメリカの大麻の歴史

まず、今現在一番大麻ムーブメントが起きているアメリカです。アメリカでは、100年以上前の1800年代から大麻の栽培は行われていました。 

しかし、1937年「大麻課税法」が成立し大麻が禁止となります。この大麻課税法の内容は、大麻の購入に高い税金をかけることですが、実際には大麻の購入を出来ないように規制するものだったのです。

この大麻課税法は、その後1969年に廃止されますが、その直後1970年に「薬物規制法」が施行されます。

この薬物規制法は、有害な薬物を全体的に規制する法律でしたが、その中に大麻も含まれに規制されるようになったのです。それからは長い間、大麻は違法とされてきました。

しかし、同時に大麻の関連の研究が進み大麻の有効性や、悪影響があまりないことが認知されていきます。その結果、2001年にコロラド州で医療用大麻が合法化されたことを皮切りに、オバマ政権になった後の2010年あたりから嗜好用大麻の合法化が各州で広がっています。

2017年5月現在では、29の州で医療用大麻の合法化、7の州で嗜好用大麻が合法化されています。この2010年以降の大麻合法化の流れに伴い、各州によって大麻産業が爆発的に大きくなりました。それにより、多くのCBD商品が多く製造されるようになったのです。

2-2 世界の大麻の歴史

一方他の国々はどうでしょうか。

まず有名なオランダでは、1970年代から1グラム以下の少量の大麻は合法となっています。(正確には合法ではなく罰金が科せられないだけの非犯罪化です。)

このオランダの影響を受けた各欧州近隣諸国(イタリア・スイス・ベルギー・チェコ・スペイン・ポルトガル)では、2010年以降嗜好用大麻は非犯罪化としています。そして、産業用としても大麻の製造も始まってきています。

次は大麻先進国カナダです。カナダでは、2001年に医療用大麻を合法化され、医師の判断があれば大麻の使用や自宅での栽培できるようになりました。そして2018年10月には嗜好用大もを合法化になっています。

これは先進諸国G7の中では初めてのことでした。これにより、今後のカナダの大麻産業がどんどん伸びていくと予想され、悪影響の無いCBD製品はもちろんのこと、大麻そのものの製品の製造が増えています。

2-3 日本の大麻の歴史

日本の大麻の歴史は、世界の大麻の歴史に大幅に遅れを取っています。
まず日本の大麻の歴史は戦前と戦後で大きく異なります。

日本では戦前まで、大麻は産業用として全国で広く栽培されていました。葉からは麻繊維が取れ、茎は建築材料に使われていました。実からは油もとれて、薬にもなるとして大麻は非常に重宝されていたのです。

しかし、戦後日本がGHQの管理下に置かれた時から、状況が大幅に変わります。この時代、本国のアメリカでも大麻が規制されていることから、GHQは日本に大麻の全面禁止を求めたのです。*この理由には諸説ありますが、それはまた改めて記事にしていきます。

これにより、日本では許可を得た大麻取扱者が生産・研究する以外は、一切大麻について使用・栽培ができなくなったのです。

この影響からか、日本では大麻=悪、というイメージがすっかり染みついてしまいました。そのため、大麻についてはもちろんのことCBDの有効性についても研究が世界に比べて非常に遅れていました。

3 日本のCBDの今後

以上のように、日本はCBD並びに大麻の研究も非常に遅れてきました。
しかし、2000年に入りようやく有効性などが研究され始めるようになります。2007年には日本の大手製薬メーカーが英国の大麻関連製薬メーカーと業務提携をし、大麻成分を用いた製薬製造も開始しています。

2010年以降は、世界の大麻産業が大きくなるにつれて、多くの情報が日本に入るようになりました。CBDの有効性も認知され始めていますので、今後はCBDがより身近な商品になっていくでしょう。

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